「東京タワー」内藤多仲 1958年。
こんにちは。
建築大好きな、ざーやまです。
最近思うことは、
東京都内を散策していると、めまぐるしく街の景色が変わっていく。
とくに好きなのが、適当な駅を降りて散歩している時に、
知らない街だからこその発見があることが面白く感じます。
なぜそこに、その建物があるのか。
なぜそこに、そのものが置かれているのか。
なぜそこに、その形になっているのか。、、、
なぜ。という言葉が取りとめもなく溢れてきます。
その土地の歴史を知るとわたしが知っていることは、
世界の片隅しかしらず、いかにちっぽけだったことだと思知らされます。
だからこそ、面白いんですよね。
さて、前置きが長くなりましたが、
最近、こちらに行ってまいりました。
「東京タワー」
東京に住んでいる人ももちろんですが、
日本に住んでいて、この東京タワーを知らない人って、
本当にいないんじゃないかというくらい有名です。
遡ると、
1958年12月に完成。
建築家は内藤多仲(1886-1970)。
建築構造学者として名古屋テレビ塔や、通天閣、北海道テレビ塔などの電波塔を設計しており、
耐震構造の父との呼ばれている人物です。
そんななか、晩年に近い72歳での設計でもあり、設計図面として、一万枚を超える図面のうえ、
手計算で設計を行ったという今では考えられないことを成し遂げています。
当時、電卓すらない時代だったそうです。(笑)パワフルすぎます笑
高さ333m。
は当時、パリのエッフェル塔が最大の高さでしたが、
それを超えて、竣工時には世界一の高さを誇りました。
建設当初、すでに開業の時期が決まっており、
驚きの1年半とういう工期の中で作られたそうです。
世界でもこの鉄塔の建設は研究対象にもなるくらい凄いことだそうです。
また、良質な鉄が必要になったとき、東京タワーに使われた鉄は、
なんと、アメリカ軍戦車のスクラップ鉄材が使用されていたりしています。
まさに、特別展望室より上部に使われているそうなのでロマンを感じます。
ALWAYS 三丁目の夕日といった映画も話題になり、
昔懐かしい映画にも東京タワーがいかに人々に影響を与えたかが、
その人の心の中の映像や思い出として色褪せず残っているのも確かかもしれません。
昭和のシンボルでもあり、平成のシンボルでもあり、
そして、令和のシンボルでもある東京タワー。
ぜひ、ロマンに溢れる東京タワーに足を運んでみてはいかがでしょうか。
ふと立ち寄ったお店や場所には、
色々な出逢いや繋がりがあるもの、そんなのがあってもよいのかなと思う。
今日この頃。
以上ざーやまでした。
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東京タワー
https://www.tokyotower.co.jp/
<所在地>
東京都港区芝公園4-2-8
<交通アクセス>
(1)都営大江戸線赤羽橋駅から徒歩5分
(2)都営三田線御成門駅から徒歩6分
(3)東京メトロ日比谷線神谷町駅から徒歩7分
<営業期間>
営業:9:00~23:00(最終入場22:30)
休業:年中無休
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